「インターナショナルチョコレートアワード」ICAとは

インターナショナルチョコレートアワードICAのイメージうまいもん巡り
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チョコレートって沢山の種類があって、どれを選んだら良いかわからないあなた。ICAというのをご存知ですか。世界チョコレートコンクールのICAについてどんな団体、どういう基準でどんなカテゴリがあるのかを解説します。

ICAとは

「ICA」とは「International Chocolate Award」の略です。世界のチョコレートのコンクールです。簡単に言うとチョコレートのオリンピックのようなものだと思ってください。

「ICA」で受賞したチョコレートは世界で認められた製品ということです。

その設立は2012年で目的は「高品質なチョコレートを評価することで、提供するメーカーやファクトリー、特に生産者であるカカオ農家を支援する」ことです。

それゆえに審査も世界をブロックに分け、その予選(各地域での受賞者)を通過した者のみ決勝である世界大会にエントリーできます。

ICAの地域部門とは

ICAは地域部門(ブロック)としてわかっているだけで下記の数があります。

  • アジア・パシフィック部門
  • イタリア・地中海沿岸部門
  • 東ヨーロッパ部門
  • フランス部門
  • ベネルクス部門
  • ヨーロッパ・中近東・アフリカ部門
  • ドイツ・オーストリア・スイス部門
  • アメリカ部門
  • ペルー部門
  • イギリス部門
  • カナダ部門
  • 中央アメリカ部門
  • 見てお分かりのようにカカオの生産地(アフリカやアジア・パシフィック)というより、チョコレート消費国が単一の国だけの地域になっています。それだけファクトリーやビーントゥバーが多いわけです。

    日本は「アジア・パシフィック部門」になります。高校野球の甲子園のように各地域で受賞資格がなければ世界大会に参加すらできません。

    といって各地域部門も年々エントリーの数も増えて大激戦です。地域部門の金・銀・銅賞を受賞するだけでも選び抜かれたチョコレートというわけです。

    審査も細分化されています。

    ICAのチョコのカテゴリー

    ICAのチョコレートのカテゴリは大きく分けて4つあります。

  1. プレーンバー
  2. フレーバーバー
  3. ボンボンショコラ
  4. スプレッド

上記の4つのカテゴリについても細かく分類されています。

  • Plain/origin bars(プレーンチョコレートで単一カカオ)
  • Flavoured bars(風味が加えられたもの)
  • Ganaches, palets, ganache pralines and truffles(ガナッシュやトリュフ)
  • Nuts(ナッツ類が追加されたもの)
  • Caramels(キャラメルが追加されたもの)
  • Others – fruit/sugar/butter/cream(その他、果物やバター等の追加)
  • Spreads(パンなどに塗るタイプで瓶入りが多い)

たくさんあるカテゴリの受賞チョコを全部紹介したいのですが、徐々に書いていきますのでご容赦を。

ICAの審査基準

ICAの審査は、ブランドのイメージ、広告や企業の大小に関わらず本当に優れたチョコレートを年に1回選考しています。

このことはチョコレートの普及だけでなく、生産地の農家を貧困から救う目的もあります。「フェアトレード」はカカオだけでなくコーヒー豆や砂糖きび、綿花等の生産者を貧困から救うためにも必要なことです。

今後、書こうと思っている「児童労働」の問題も含みます。ICAの活動によって本当の高品質なカカオのチョコレートが少しだけ高くても、その背景にある問題を解決する手段の一つとして買って欲しいのです。

話はそれてしまいましたが、ICAの評価基準もカカオ農家との「フェアトレード」支援も評価点になっています。

ICAの取り組みも美味しいだけでは無さそうで安心しました。

2019年のICAの受賞者

ICAの2019年度金賞受賞者と地域別受賞者に一部紹介します。全て書くと膨大な量になりますので知りたい方はICAのオフィシャルページの2019年度受賞を見てください。

アジア・パシフィック地域部門受賞チョコ

2019年度のアジア・パシフィック地域部門は台湾勢と日本勢が多数を占めています。下記の一カテゴリのプレーンバーミルクチョコは金賞から銅賞まで全て日本勢、それも三枝俊介さんのパレ・ド・オールばかり。銀賞に製菓用チョコレートメーカー『大東カカオ』の名前が。普段私たちが口にするチョコレートではなく、製菓用チョコレートの原材料メーカーです。

直接買うことはありませんが、チョコレート原料一筋で創業が大正時代というメーカーが受賞したのは嬉しいですね。

Best in competition’ overall winners(総合優勝チョコ)

Plain/origin dark bar categories(プレーンバー部門のダークチョコレート)
金賞: Fu Wan Chocolate (台湾) – Taiwan #8 70% Premium Roast

Plain/origin milk bar categories(プレーンバー部門のミルクチョコレート)
金賞: Chocolatier Palet d’Or (日本) – L’Essence du Cacao India 50%

Plain/origin milk chocolate bars(プレーンバー部門のミルクチョコレート)の受賞チョコ)

ミルクチョコレート

金賞: Chocolatier Palet d’Or (日本) – L’Essence du Cacao India 50%

銀賞: Chocolatier Palet d’Or (日本) – L’Essence du Cacao Bali 48%

銀賞: Chocolatier Palet d’Or (日本) – L’Essence du Cacao Gran Couva 51%

銀賞: Daito Cacao (日本) – Milk Crumb Chocolate V

銅賞: Chocolatier Palet d’Or (日本) – Artisan Tablet Haiti 40%

銅賞: Chocolatier Palet d’Or (日本) – Artisan Tablet Vietnam 40%

カテゴリがたくさんあるので徐々に書き足していきます。ご容赦を!

日本勢ばかり書きましたがこの2019年は台湾勢の躍進でした。総合で金賞を受賞したFU WANはじめ沢山の台湾メーカーがデビューして来ました。世界中でカカオ豆の品種にこだわり、切磋琢磨してより良いチョコレートをそれぞれの部門、カテゴリで競い合って生産農家を裕福にしてあげてください。商標だけの「フェアトレード」をあげている業者やメーカーもいる様ですので。

もう一地域紹介します。

中央アメリカ地域部門受賞チョコ

Best in competition’ overall winners(総合優勝チョコ)

プレーンバーのダークチョコレート

Plain/origin dark bar categories(プレーンバー部門のダークチョコレート)
金賞: Cacaoterra/Xiquipil (エルサルバドル) – Shaw’s 70%

Plain/origin milk bar categories(プレーンバー部門のミルクチョコレート)
金賞: Kakaw Museo (メキシコ) – Kakaw Museo – Finca la Cruz

上記が総合優勝のチョコで下記がプレーンバー部門の各カテゴリの受賞者です。上記の総合優勝は各カテゴリの金賞受賞のチョコレートの中から選ばれたチョコの中のチョコです。

Plain/origin bars(プレーンバー部門)の受賞チョコ

Plain/origin dark chocolate bars(プレーンバー部門のダークチョコレート)

金賞: Cacaoterra/Xiquipil (エルサルバドル) – Shaw’s 70%

銀賞: Wolter (メキシコ) – Criollo Aguaselva 72%

銀賞: Wolter (メキシコ) – Uranga 74%

銅賞: Wolter (メキシコ) – Wolter 80%

Micro-batch – Plain/origin milk chocolate bars(プレーンバー部門のミルクチョコレート)の受賞チョコ)

金賞: Kakaw Museo (メキシコ) – Kakaw Museo – Finca la Cruz

銅賞: Cacaoterra/Xiquipil (エルサルバドル) – Xiquipil 65% Dark Milk SJRLaCarrera

銅賞: Mayak Chocolate (ホンジュラス) – 50% Milk chocolate

銅賞: Palato Hand Crafted Chocolate (ホンジュラス) – 60% Chocolate Oscuro con Leche Wampu

また今年も地域のICAの大会が始まります。結果がわかり次第掲載します。応援よろしくお願いします。

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