浴室コーティングの良し悪し

2017/11/18

最近は新しい管理会社様からの依頼で依然にされた浴室コーティングの剥離の補修の依頼が多くなってきました。以前に書いたコーティングは何故剥がれるの欄でも書きましたがただ単に腕が悪いとしか言いようがありません。

最悪のお風呂コーティング

それは塗装技術では無くて、(もちろん浴室用塗料は日本製では4社程が作っているのですが、他にも有るかもしれませんが僕は数の内には入れていません)初歩的なミスが多いです。(いやミスでは無くて知識が無い)腰壁から下の部分に剥離が多いのは下地に付いた皮脂や石けん粕が残っているからです。

今回終わった現場も知り合いの社長からの依頼で洗い屋さんがお風呂を美装中にユニットバスを痛めてしまって元請けから入れ替える様に言われているので何とかして欲しいと先週に電話を頂きました。

すぐに松岡常務と現地へ。なんと痛めたのでは無くてコーティングの剥離でした。それも爪で掻いても剥がれる有様です。

ユニットバスはこんな感じです。

点検中の松岡君。
この写真はコーティングの剥離が良くわかります。

さすがに天井と腰壁上はしっかりと食い付いていましたが、腰壁下は皮脂や石けん粕をおとしていないので塗料がめくれています。

これは技術以前の無知の職人のなせる技です。もちろん塗装前の目荒らしと言って塗料の食い付きを良くする為に塗装表面を荒らします。表面積が多くなって塗料が定着しやすく強度が増します。多分この業者さんは下地処理にプライマーを使ったのでしょう。それを信用するあまりプライマーごとめくれています。

プライマーを使えば作業時間は目荒らしに比べて1/10ぐらいで出来ますが、この通りです。手間ひまがお風呂コーティングの命です。最近は景気の悪さか値段だけで浴室コーティングを決められる傾向に有りますが作業工程も質問して頂きたい物です。

今回は紹介者様にも洗い屋さんにも感謝され浴室コーティングにこだわる僕としては今迄1000件以上の施工で剥離が無いと言うのは下地処理の手間ひまだと自負している事が改めて正解だと確信しました。(儲かりませんが信用が第一です)

それとリプロでは考えられない事ですが最後のコーティングの仕上げでポリッシャーで研磨をしない業者もいました。浴槽は研磨仕上げをしないと肌触りが悪いですよね。1日作業工程が少なく済むので安く出来ますが、いかがなもんなんでしょうか。作業工程を聞かないと解りませんね。我々業者もしのぎを削って価格競争はしますが同じ仕様で無いと競争にはなりません。

発注者様もその事を良くご理解いただきたいと思います。そうでないと後で手直しはコストの無駄になりますので価格面だけでは無く工程や仕様もお考え下さい。