築古アパートのハーフユニットの風呂リフォーム施工例

お風呂リフォーム
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築古で浴室でお困りの賃貸オーナー様は多いです。特にハーフユニットバスの小さいタイプはリフォー時に問題が多すぎて頭痛の種です。

今回はそのハーフユニットバス(床と浴槽が一体となったタイプ)に焦点を当てて対処法やその施工例を取り上げました。

老朽化したハーフユニットバスの浴槽

現状はこんな感じです。築年数40年以上のアパートのハーフユニットバスです。 このタイプのハーフユニットバスのお風呂は(リフォーム)改修が大変です。

1番の問題点は小さすぎて最小のユニットバスへの交換も行えないことです。

このことがアパートやマンションを経営している大家さんの大きな悩みです。

ほとんどの場合、タイルの劣化や割れ、壁の腰から上の部分の汚れや劣化、天井のバスリブの劣化、浴槽と床(一体化)の劣化とあらゆる箇所が経年劣化でボロボロ状態です。

壁や天井の劣化よりも困るのはFRP素材でできている床と浴槽部分が経年劣化で細かいひび割れが起きている状態ということです。

20〜30年経つとユニットバスの素材のFRPが経年劣化で細かい傷やひび割れがササクレ立ってしまいます。こうなると浴槽に沈んで入浴するにもお尻が不快で不可能になってきます。

またこの状態では浴室再生塗装(コーティング)も下地が悪すぎて事前処置の樹脂ライニングを施さないと施工不可能です。

先にも書きましたがユニットバスへ交換したいのですが、小さすぎて入りません。 こんな時に、役立つのが浴室コーティングです。

現況を見てみましょう。

古い浴槽の補修

かなり古いタイプの浴室です。

ハーフユニットバスの痛んだ浴槽

良く見るとひび割れが有ります。

これと同じタイプのマンションのオーナーさんが他にも大勢おられ、いつも継続して注文を頂いております。 忘れていました。ひび割れはこんな感じです。

ハーフユニットバスの劣化の特徴

ハーフユニットバスの浴槽のひび割れ

かなり痛んでいます。

まずはひび割れから検証しましょう。

浴室の材質のFRPは経年劣化すると我々は「へたっている」と言う状態になります。これは自然に蜘蛛の巣状の細かいひび割れができた状態です。

この状態を放置しておくと、そのひび割れがササクレ立ってきます。この状態になると最悪で浴槽での入浴は困難になってきます。

経年劣化での蜘蛛の巣状になる前でしたら樹脂ライニングがいらない場合もありますのでコーティング施工だけで済むケースもあり、施工金額が倍くらい変わります。

ですので築年数が20年を超えたらオーナー様は注意して浴槽の状態を入居者が退去したら見ておいてください。

お風呂は水回りですので放置すると大変な事態に落ち入ります。退去時のチェックと入居者の日頃の浴室のクレームには注意してください。

くれぐれも管理会社やリフォーム業者任せではなく、ご自身の目で確認をしてください。業者に任せると施工費だけに目が行き、とんでもない補修方法でお金を捨てる結末が待っています。

早期の対処が長持ちと高額な出費を抑える秘訣です。

事例に戻ります。

ここまでヒビが入るとこの浴室は普通なら入れ替えしか対処の方法はありません。が、浴室再生塗装専門業者ならライニング補修と言う施工方法ができる業者も存在します。

FRP材質のお風呂のライニング補修とは

聞き慣れない言葉ですが、わかりやすく言えば樹脂で浴槽や床を成形し直して補強するやり方です。

詳しくは別記事を参照してください。

大阪市内の古くなった3点ユニットバスのコーティング施工

賃貸経営を続けるならのリフォーム選択方法は

オーナー様に取ってユニットバスを入れ替える事はかなりの負担になります。(ユニットバスの大きさ的にこのタイプは小さすぎて無いでしょう)

何度も書きますがこの状態では入浴は不可能です。入居率に問題してきます。補習は絶対条件になります。

もし、ユニットバスへの交換を考えるなら、お部屋の造作も変えなくてはなりません。間仕切り自体を大幅に変更となります。

浴室環境を考えてリフォームをするとお部屋も含めて相当な金額になってしまいます。が、これらのハーフユニットバスのアパートは家賃設定が低いのが現状です。

採算ベースを考えるとお風呂のリフォームはやらない(やれない!)賃貸オーナー様も多いのが現実です。

フルリノベーションで入居率のアップと賃料のアップもお考えなら間仕切りを変えてユニットバスへの交換をお勧めします。

その考えがないのであればコーティングと樹脂ライニングが経済的で一押しです。

浴室再生塗装(コーティング)ならライニングも含めて20万円を切った値段で施工は可能です。

さあ、もう一度仕上がり具合を見てください。Before  Afterです。

ハーフユニットのお風呂

施工前の状態です。

ハーフユニットバスの浴槽再生塗装(コーティング)後

施工後、ツヤと色、仕上がり、いかがですか。浴槽の写真をもう一枚。

浴槽コーティングならこんなにピカピカ!になります。

低価格で不可能と思われていたハーフユニットバスのリフォームも浴室再生塗装専門業者なら可能です。

ライトブルーで塗装したハーフユニットバス

カラーリングも美しいとは思われませんか?

経年劣化でくすんでいたバスタブや床の色目も甦り、割れもリペアでき、オーナー様も大喜びでした。

いくら古くても賃貸オーナー様にとって建物や物件は財産です。再利用を安くできる方が良いですよね。

ハーフユニットバスのリフォーム方法のまとめ

お手持ちの古い物件を長期に保有するのか、手放すのかでもリフォーム方法は変わります。

もし、オーナー様が収益をアップをお望みなら造作を変えてお部屋もフルリノベーションでユニットバスへの交換を考えてください。

それ以外の賃貸オーナー様は我々専門業者にお声がけをしてください。ライニングとコーティングで浴室を再生させますので。

古いマンションやアパートをお持ちのオーナー様、50km圏内の大阪や兵庫、京都であれば、どんな傷み方でもお声をかけていただけましたらすべて無料でご提案、お見積もりをさせていただきます。

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